maacam’s diary

キャンプ女子の日記🌸

奥多摩カフェめぐりの旅

 

都心から電車でも車でも2時間前後でいけるため

週末に都市の喧騒から離れて自然が多いところにいきたいなと思ったら

ふらっとプチ旅行気分で行くことができる奥多摩湖町。

 

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奥多摩湖町について!豆知識!

 

東京都の多摩地域北西部に位置し、西多摩郡に属する町。 

多摩地域3つある町のひとつで

面積は東京都の市区町村の中で最も広いそうです。

でも人口は下から9番目。

(八丈や大島より少ない!)

 

この町の大部分は山林であり、東京都で一番山が急峻。

そのためか、観光客のほとんどは登山が目的。

町は森林セラピー基地に認定されているそうです。

 

奥多摩湖は、多摩川を堰き止めた小河内ダムによって造られた人造湖

小河内貯水池とも言われています。

 

内陸に位置し、標高が高く、年間平均気温は約11℃12℃

東京都と言っても都心とはまったく気候が違うので

お出かけする際には注意が必要です。

 

特に冬の寒さは厳しく、-5℃を下回る日も多いです。

冬の最低気温は東京都心とは10℃以上の開きがあるときもあり

時には-10℃以下まで冷え込むこともあるそうです。

 

冬はほぼ毎日冬日(一日の最低気温がセ氏零度未満の日)であり

仙台市などの東北地方沿岸部よりも冷え込みは厳しい。

 

都内では降雪量・積雪量が最も多い自治体で

町の平野部でも50cm程度の積雪があります。

場所によっては1m以上の積雪もあり

大雪によって孤立集落がでることもあるそうです。

平成26年豪雪では多くの孤立集落が発生し

警視庁・自衛隊の協力で復旧したそうです。

 

逆に8月でも最高気温が30℃を下回る日が多いため

夏には避暑地として最適です。

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冬が終わって

都内はだいぶあつくなってきたので

さっそく避暑地である奥多摩湖町で

カフェめぐりをしてきました。

 

スタートは奥多摩湖の山梨見側にある

道の駅たばやま。

道の駅こすげ

道の駅たばやまは平成21年4月にオープンしたばかりの道の駅!

温泉も併設されています。

 

なんといってもここの鹿肉バーガーは超おすすめ!

行くと必ず食べてしまいます。

道の駅たばやま名物 鹿肉バーガー!

お店には鹿の頭蓋骨が・・・!

かっこいい〜。

鹿の骨

nomekoiyu.com

 

朝ごはんに鹿肉バーガーを食べたら

いざカフェ巡りスタート!

 

 

まずは前々から気になっていた

「よりみち茶屋 とおまわり」へ。

道の駅こすげから車で約30分。

 

お店の前の駐車場から見える奥多摩湖がとってもきれい。

奥多摩湖

 

この立派な古民家が

本日1軒目のカフェ。

よりみち茶屋とおまわり

 

中に入るととってもきれいでおしゃれ。

レジで注文をしてから好きな席をえらびます。

よりみち茶屋とおまわり レジ

奥多摩やまめのお茶漬けや、奥多摩わさびのお茶漬け、

奥多摩ヤマメトースト、奥多摩わさびアイス、

生姜の効いたジンジャーエール。。。

期間限定で奥多摩やまめのネギトロ丼なんてものも・・・

これは一回じゃ足りない!

何度も行って全部食べないともったいない!

 

奥に見えるお姉さんは店長ではありません。

店長は裏の部屋にいる、ウズラ店長という猫さん。

ウズラ店長を見たら誰しもが「美しい・・・」と驚愕するはず。

汚れひとつない真っ白な毛、キラキラに光る宝石のようなオッドアイ

ウズラ店長のあまりの美しさに、息をのみました。

 

スタッフさんにお願いすると一緒にあそばせてもらえます!

(今回時間がなく遊べなくて写真も撮れなくて残念・・・)

下にのせたHPで

美猫のウズラちゃんが見れます💛

 

ふつうのカフェっぽい席はもちろん

奥多摩湖を望みながら

まるで自分のおうちのように落ち着ける席や

自習できちゃいそうな席があります。

よりみち茶屋とおまわり 薪ストーブを囲むカフェっぽい席

よりみち茶屋とおまわり プライベート感たっぷりの席

よりみち茶屋とおまわり 自習室のような席

 

おばあちゃんちに上がるような感覚で

奥へ奥へと進んでいくのがワクワクします。

 

今回は窓の向こうに奥多摩湖が見える席に・・

よりみち茶屋とおまわり 窓から見える景色

涼しい空気がとっても気持ちいい。

こんなところに住んで

毎日美味しいご飯食べながらお仕事やら生活できたら

たぶん心が綺麗になる。。。

 

ジンジャーエール、しっかりと生姜の辛味が効いていて

とってもおいしい!

 

店内で販売されている様々な手作りの小物たちは

自分用のおみやげにもお友達用のお土産にもぴったり。

カフェした後はぜひお土産も見てみてください🎵

 

toomawari.tokyo

 

 

お次のカフェは「絶景カフェぽっぽ」。

よりみち茶屋とおまわりから車で30分ほど。

駐車場はないため、町営の鳩ノ巣駐車場を使うと便利。

ここの駐車場はとても混んでいるため

少々並ぶのを覚悟して行ったほうがいいかも。

 

goo.gl

 

駐車場から大通りを渡り

後ほど紹介する木古里カフェをとおりすぎると看板が見えてきます。

看板①

坂をくだった先のトイレの脇にまた看板。

小さいので見落とさないようにご注意を。

ちっちゃい看板②

トイレの横から裏へまわり、ここからは山道。

結構険しくて軽くハイキング気分🎵

どんどん川のそばに降りていって

川がみえてくるととてもテンションが上がります!

カフェまで後少し!

坂の下には最後の看板が。

この看板が見えたらカフェはもうすぐそこです。

カフェすぐ目の前の看板③

最後の看板を右に曲がると吊り橋がみえ、その横に

すてきな隠れ家のようなカフェがひっそりと佇んでいます。

 

絶景カフェぽっぽ

横の吊り橋から見える景色がまた絶景。

カフェすぐ横の吊り橋と、そこから見える川

カフェの入り口はこんなかんじで

ワンちゃんの絵やうさぎの置物などが

可愛らしくお出迎えしてくれます。

靴を脱いでスリッパに履き替えます。

カフェ入り口

中に入ると窓の大きさに圧巻されます!

全ての席は川側にむいていて

ずらりと一列に並んでいます。

まさに多摩川を拝むためのカフェ!

絶景カフェぽっぽ 店内

おすすめは、足元まで窓がある

1番奥の角っこの席。

絶景席

川が!自然が!近い!近い!

緑に囲まれてとっても幸せ。

スリッパが落ちそうで怖い怖い。

スリッパが今にも落ちてしまいそう

 

まぶしいくらいの新緑につつまれ、目の前には川がながれ

その川によって削られたであろういかつい岩達。

これはまさに絶景カフェだな。

 

(ちょっと緑が見えたり

遠〜〜〜くにかすんだ山が見えたり

それで絶景っていっちゃうようなところとは

大違い!)

 

絶景カフェぽっぽは絶景だけでなく

めちゃくちゃおいしそうなランチプレートやカレーがあります。

ヘルシーランチ(ランチプレート)に

土鍋カレーに野菜たっぷりヘルシーカレー・・

そしてデザートには山芋とそばの実のシフォンケーキ!

よりみち茶屋にひきつづき食べたいものばっかり。

 

ぜひHPでメニューをチェックしてください!

今回はちょっとした理由があって飲み物だけ。。。

暖かいハーブティーと冷たいぶどうジュース

おいしかった・・・

レモングラスとなにかが入ったハーブティーだったっかな。

とってもめずらしい味だけどホッとするやさしい味でした。

ぶどうジュースもしっかりぶどう感あって

とっても美味でした。

 

www.gallerypoppo.com

 

一生居座りたいと思ったけれど

今回の旅の目的の

絶対行かなければいけないカフェもあったのでいそいそと出発。

 

しかし駐車場から絶景ぽっぽカフェの通り道にあった

木古里カフェがあまりにもいい雰囲気を放ちすぎていたので

吸い込まれるように入ってしまいました。

木古里

看板には「お食事はありません」の文字が。

コーヒーへのこだわりだろうか。

めちゃめちゃおしゃれそう・・

と思って入ったのですが

なんと中にはおじいさん6人くらいがたばこ吸いながら

まるで銭湯のようにだべっている・・・。

なんて素敵な場所なんだ!

木古里 店内

そのおじいさんたちが交互に接客してくれて

あれ?だれが定員さんなんだろうって最後まで分からなくて

なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。

 

店内中央にテーブル席と

窓際に外向きにならんだ

カウンター席のような席があり

カウンター席からは

窓一面に広がる緑の景色が見えます。

カウンター席から見える景色

鳥の餌台がおいてあり

運が良ければ間近で

野鳥観察できるかもしれません。

この写真の壁掛にかかっている

ハートの飾り物は売り物なのですが

とっても可愛くて買うかだいぶ迷ってしまいました。

木をハート形にくり抜いた中に

いろいろな模様のガラスがはめこまれていて

とてもおしゃれ!

 

他にも店内には

木工品も販売されていてさらに

様々なレトロな品物がおいてあります。

 

入り口のテレビや

カウンター席においてある扇風機。

なぜこんなにもレトロな品物は

ワウワクさせてくれるのでしょうか。

レトロな扇風機!

帰り際におじいちゃんが

「近くに酒蔵あるのしってる?!」

って話しかけてくれて

iPadの写真まで見せてくれて

すごいいいよ!って熱弁してくれたので

帰りに寄って行くことに♪

 

旅先で地元の人においしいものや

楽しい場所を教えてもらって

それを食べたりそこに行ったり

そういうのが旅の最高に楽しいところだと思うんですよね。

こういう人に感謝、おじいちゃんに感謝。

 

木古里 - 鳩ノ巣/喫茶店 | 食べログ

 

 

さて、ここまでほぼ何も食べていないわたしは

いよいよ今回の旅のお目当てのお店へ!

 

木古里カフェからは

東京方面に車で10分ほどのところにある

奥多摩リバーサイドカフェawa

奥多摩リバーサイドカフェawa

道路沿いにローストビーフの山の写真がはってある

大きな看板があるのですが

2.3年前にそれを見て絶対行きたいと思ったまま

ずっと行けてなかったお店。

 

ボルケーノと呼ばれるメニューが有名で

ご飯の上に、ローストビーフが山盛りにされた様は

まさに真っ赤な火山のよう。

 

そう、これのために朝から何も食べなかったのです。

 

入り口。

奥多摩リバーサイドカフェawa 入り口

多摩川沿いなので店内からも多摩川を見晴らせる

おしゃれな素敵な店内。

奥多摩リバーサイドカフェawa 店内

 

そしてたくさんの緑とともに

多摩川を目の前に見ることができる

最高に気持ちのいいテラス席。

多摩川

席を選んだら受付の方にお料理を注文しに行きます。

 

なんと、ローストビーフの鹿肉バージョン

ベニソンボルケーノなんてものがある!

 

鹿肉大好きなわたしは即決でベニソンボルケーノを注文。

そして「明治復刻地ビール JAPAN BEER」というビールがあったので

それも迷わず注文。

明治復刻地ビール

明治時代に日本に地ビールブームが起こった時に

各地にビールメーカーがうまれ

そのころ、明治20年ごろからJAPAN BEERの名でビールを醸造しはじめた

石川酒造が、当時使用していたラベルを復刻し

当時主流だったエールビールを瓶詰めしたものだそうです。

多摩の地の水を贅沢に使用して仕込まれている

とても贅沢なビール。

 

ほとんど待つことなくベニソンボルケーノも登場。

鹿肉いっぱい!ベニソンボルケーノ!

大きさはそこまで大きくはないのですが

めくってもめくってもお肉がでてくる・・・!

まずはお肉オンリーで食べる。

やわらかくて旨みタップリのお肉が口の中でとける!

つぎにわさびをつけてお肉だけ食べる。

多摩川のわさび、なんか透明感あってすごくおいしい!

お肉にもバッチリ合います。

最後にお肉でご飯を巻いて肉寿司にしてわさびをちょっとつけて食べる。

おいしくて悶えました。

 

奥多摩にいったらぜったいに食べて欲しい!

ローストビーフのボルケーノに卵と

わさびヨーグとソースがかかっている

普通のボルケーノも食べてみたい。

 

ぜったいまた行こう。

飯テロ満載のHPをぜひみてください。

 

アウトドアアクティビティもやっているようなので

興味ある方は是非そちらも。

ラストオーダーが15:00なので

お早めに来店することをお勧めします🎵

 

canyons.jp

 

 

目的を果たせて満足したのであとは帰るだけ・・

の前に、先程の木古里カフェで教えてもらった

小沢酒蔵のガーデンテラス「清流ガーデン澤乃井園」に寄り道。

 

駐車場から坂をくだって多摩川沿いに広がる庭園に降りていきます。

駐車場脇から見下ろせる 清流ガーデン沢乃井園

庭園には、椅子や机が並べられ

そのすぐ近くにある売店にはたくさんの地酒や

ちょっとしたおつまみが売っていて

好きなものを買って好きな席で最高のロケーションで

呑み食いすることができるという。

澤乃井園 庭園

いろいろな種類の日本酒と日本酒に絶対合うようなおつまみ

(おでんとかもつ煮とかそばうどんなどなど!)があるので

日本酒好きにはたまらない場所です。

 

おじさまがたが顔を真っ赤っかにして

最高に幸せそうに楽しんでいるのをみて

こっちまで楽しくなってきます。

 

JR青梅線沢井駅から歩いてすぐなので

運転手だけ飲めないなんてことはなく

ひとりでも、大勢でも、電車でくれば

みんなみんなガッツリ飲めちゃいます!

 

こんな素敵な場所を素通りしなくてよかった、

木古里のおじいちゃんありがとう!

 

www.sawanoi-sake.com

 

 

奥多摩って、近いからいつでも行ける行けると思って

結局ほとんどいったことなかったのですが

こんなに素敵なカフェがたくさんあるなんて

初めて知りました。

 

目の前一面の緑、そよかぜにさらさら揺れる葉っぱと

きらきら光る木漏れ日。

鳥のさえずり、多摩川の流れる音ときらきら光る水面。

こんなにも美しい壮大な世界に身をおくと

都会で毎日朝から夜まで太陽にも当たらず

パソコンとにらめっこして人間関係なんかにストレスを感じて

せこせこちまちま生きている時間が物凄く無駄でもったいなくて

短い人生をだいぶ無駄にしてしまっているなとまで思ってしまいます。

 

都会の近くにまだまだこんなに美しい場所があったなんて

なんか少し得したようなホッとしたような気持ちになりました。

 

ぜひ大自然の中にある素敵なカフェめぐりしてみてください♪